フィラメントの温度を低く設定し、長寿命化した製品も存在する。例えば、キセノンランプの中には効率が低く光色も赤色味が強くなるが、10,000時間の寿命を持つものがあり、電球交換の困難な場所で用いられている。
電球のソケット部分にダイオードを組み込み、フィラメントに流れる電流を半減させることでその寿命を延ばす部品も作られているが、これも同様の原理によるものである。なお、ソケット部分に電子回路を組み込み、電球寿命を延ばすものも存在するが、これは、電源投入時に流れるラッシュカレント(電源投入の瞬間からフィラメントの温度が安定するまでの間、規格の8倍程度の電流が流れてしまう現象。
消灯時の冷えたフィラメントの抵抗値は点灯中の高温時に比べ低いために発生する。)を軽減し、その時に発生するフィラメントにかかるストレスを減らすためのものである。
フィラメントは、通常単コイルまたは二重コイル(小径のコイルを巻き、そのコイル線で大径のコイルを巻く)となっている。これは、フィラメントの封入ガスとの接触面積を減らすことで、熱伝導を抑え発光効率を改善するとともに、その寿命を延長するのに有効である。